本記事ではSwitchのコントローラーが勝手に動いたり操作が効かなくなったりして困っている方に、手軽に直せる方法を教えるよ。本当に簡単ですのでもし不調なコントローラーがあれば試してみてください。

Switchのコントローラーですが、金額が高い割にはすぐに不調になってしまうことで有名になってきました。私もコントローラーのスティック操作が不調で、勝手に動いてしまったり、操作が効かなかったり、いろいろ不調を起こして新しいコントローラーを購入したりしてました。ただ、今回紹介する方法をこれまで不調を起こしていたコントローラーに試してみたところ、軒並み動作が改善されたため、再現性が高い修理方法として皆さんにお伝えしたいと思います。実際にプロコン3つ、JoyCon3つ、SwitchLite1つ、サードパーティ製コントローラー3つの計10個のコントローラーに対して実施し、すべて問題解消することができました。
不調なSwitchコントローラーはワンプッシュで解消
私はコントローラーの不調を自分出直すため、これまでいろいろ試してきました。エアーダスターで埃を吹き飛ばしてみたり、コントローラーを分解して掃除したり、部品を購入して付け替えたり。
ですが、今回紹介する方法を試してみてからは、この方法しか使用しなくなりました。手軽ですし、確実に改善されるので、どなたにでも真似してもらえる内容です。その内容とは、「接点復活剤を不調部分に吹きかける」という内容になります。エアダスターのような風で汚れを吹き飛ばすのではなく、油をさして電気系統の接点が安定しない部分を安定させるという方法で改善を行う方法です。私が使用しているのは「KURE コンタクトスプレー」という商品です。ものすごく雑にコントローラーの隙間に吹きかけてグリグリするだけで改善されます。変なところに吹きかけたとしても不具合が発生することもないので安心して吹きかけてもらってよいと思っています。

プロコンのスティックの動きが不安定な場合は以下のようにスティックの付け根部分に吹きかけます。中まで液が浸透するようにボタンを押し込みした状態で吹きかけると効果的です。吹きかけたらスティックをしばらくクリクリと回し続けるとムラなく行き渡り、スムーズに問題解決できます。

Joy Conの場合も同じようにスティックの動きが悪くなった場合はスティックに吹きかけて同じようにグリグリすると問題が改善します。Joy Conの場合は接合部をゴムで隠す構造となっているので、ゴムをめくって吹きかけるようにしてみてください。

ボタンの反応が悪い場合もボタンの隙間から吹きかけてください。
「KURE コンタクトスプレー」は一応油なので表面につくとぬるぬるしますので、吹きこぼれた部分はティッシュ当で拭き取るようにしましょう。
この方法でSwitch Liteの動作しなくなったスティックも動作するようになりました。Switch Liteはコントローラーがくっついているのでスティックが動かなくて致命的だったのですが、簡単に解消されたので助かりました。
一家に1本コンタクトスプレー
この「KURE コンタクトスプレー」、こんなに万能なのにめちゃくちゃ安いです。いろいろな機器の接点復活にも使えるので、一家に1本常備しておいて損はないと思います。ぜひ購入することをお勧めします!
コンタクトスプレーでも解消しない場合
スティックの機械的な不調はコンタクトスプレーでほぼ解消すると思います。ただ、それでも違和感がある場合は、ソフト的にスティックのキャリブレーションを行うことをお勧めします。スティックの調整は設定メニューから実行できます。「設定」→「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」と進めるとスティックの補正ができるので、あとは画面の指示に従って操作してキャリブレーションを完了してください。かなり重度のスティック不調があった私のSwitchLiteも、コンタクトスプレーとスティックの補正を3度繰り返した結果、完全復活を遂げました。


まとめ
今回は不調になったSwitchコントローラーを復活させる簡単で効果的な方法をお伝えしました。「KURE コンタクトスプレー」万能なのでぜひ購入して使わなくなってしまったコントローラーを復活させてあげましょう。
コントローラーが復活したら、下記記事を参考にSwitchを安価に追加購入してみてはいかがでしょう。