本記事は部屋の温度管理を自動化したい方に向けて発信しているよ。NatureRemoを使った自動化設定方法がわかるよ。

最近寒くなって来ましたね。暖房の使用を開始しているご家庭も増えて来たのではないでしょうか。
我が家もそろそろ暖房を使用しようかなって妻と話しをしているところです。
我が家のリビングは寒い冬でもしっかり温めたいので、トヨトミの対流式の石油ストーブを使ってます。
広い部屋でも半袖で過ごせるくらいポカポカに温まるので昔からこれだけは手放せないです。
天板では焼き芋も焼けます。毎年ホクホクトロトロに焼けた焼き芋を楽しんでます。
本物の火はやはり暖かいですし、見ているだけでも心が落ち着きます。
スマート家電を色々取り揃えたとしてもアナログな物は残しておきたいなって思います。



と言うことですが、本題はそっちじゃないです。
今回はヌクヌクが約束されたリビングではなく、寝室の暖房事情について紹介したいと思います。
就寝時に暖かいリビングから冷え切った寝室に行くには勇気が必要です。
そんな冬の悩みをNature Remoを使ってスマートに解決する方法を紹介したいと思います。
※寝室に限らずどの部屋でも応用が効くので試してみて下さい。
まだNature Remoを持っていないかたや、Nature Remoって何?って方は、まずはこちらの記事を確認してみてください。
https://diysmartlife.com/nature-remo
[概要]寒い時だけ部屋を自動で温める
今回紹介したいのは、寝室の室温が寒い時だけ自動で暖房を付けておくという設定です。
寝る時間になる前に暖めておいてくれます。
単純に時間が来たら暖房を入れるという自動化ではなく、寒い時だけ暖房を入れるという設定です。
この自動化設定を一度行っておけば、一生寝室の暖房をリモコンでいじる必要がなくなっちゃいます。
寒い季節になったら就寝前に勝手に暖房をつけて部屋を暖めてくれます。
もし暖冬だったら暖房がつかないので経済的です。
それを実現するために準備するもの、設定手順、注意事項などを順を追って説明していこうと思います。

[事前準備]必要機器と事前設定
必要な機器ですが、ここまでにも名前が上がってますが、下記の2つを準備する必要があります。
・エアコン(当然ですが必要になります)
・Nature Remo(Miniで結構です)
この2つを使って設定を進めていきます。
そもそもエアコンがない場合は設置してから改めて今回の記事にも戻って来て下さい。
エアコンはあるけどNature Remoを持っていない方は、購入をご検討してみて下さい。
過去記事でできることや使い方など紹介しているので参考にしてみてください。
自宅での生活がかなり便利に生まれ変わると思います。
[自動化設定]オートメーションで温度管理
エアコンもNature Remoもお持ちの方は自動化方法について説明していきます。
Nature Remoはあらゆる赤外線リモコンを記憶して実行できるといういわゆるスマートリモコンの一種です。
ただこのNature Remoはリモコンを集約するだけでなく、あらゆる自動化のトリガーを有している優れものなのです。
それがオートメーションという機能になります。
日時での簡単なトリガーはもちろん、位置情報や温度、湿度、明るさセンサーや人感センサーなどいろいろな自動化トリガーを使って機器を自動操作させる事ができます。
今回はそんな中でも温度をトリガーとした設定例を紹介したいと思います。
[設定手順]15度下回ったらエアコン暖房をON
では早速設定手順を紹介していきます。Nature Remoの設定はNature Remoアプリで行います。Nature Remoアプリを立ち上げましょう。

アプリが立ち上がったら操作したい機器が登録されているか確認します。今回は寝室のエアコンを操作します。既に登録済みなので次に進めますが、まだ登録していない場合は登録してください。今回の説明では寝室に設置しているエアコンを使用します。

ではオートメーションを作成していきます。画面下中央の「オートメーション」を押します。すると作成済みのオートメーション一覧が表示されます。新しく作成する場合は右上の「+」アイコンを押しましょう。


するとこの様にオートメーション作成メニューが表示されます。ここで寝室を温める自動化設定をしていきます。手始めにオートメーションに名前をつけましょう。「名前」の枠をタップすると編集できます。適当で良いですが、後々操作する場合に何のオートメーションかわかる様な名前にしておきましょう。今回は「寝室保温」と名付けました。


続いて開始トリガーの設定を行います。「+条件の設定」を押すことで設定できます。位置情報や日時、温度や湿度、明るさや人感センサーなど、いろいろな条件を選択できます。
※miniの場合は湿度や明るさ、人感センサーは使えないので注意


今回の設定では「温度」を条件に使用します。「温度」を選択しましょう。

するとこの様に温度をトリガーとする際の詳細条件の設定メニューが表示されます。上から設定温度を「上回った際に」なのか「下回った際に」なのかを選びます。冬の場は「下回った際に」を使います。

続いて温度を判定するデバイスを選択します。これは自宅に複数のNature Remoがある場合に、どのNature Remoで温度を検出するかを選択するものです。今回は寝室に設置しているNature Remoで検出させたいため、寝室のデバイスを選択します。


続いて規定の温度を設定します。各ご家庭の快適温度にも依存しますが、我が家は15度に設定しています。

続いて、日時の設定です。これは「常に有効」となっていますが必ず設定しましょう。不要なタイミングで起動してしまうと電気代が無駄にかかってしまうので。「日時」の項目を押すと日時設定メニューが表示されるので「カスタム」を選択しましょう。


すると日時関係の条件を設定できる様になります。

まずは「終日」と記載のあるチェックをOFFにしましょう。すると、「開始」と「終了」の時間が設定できる様になるので、通常寝室に寝に行く時間の1、2時間前を目安で時間設定しておきましょう。


あとは曜日を全て設定すれば日時の設定は完了です。保存を押しましょう。

すると、「日時」の項目が「カスタム」に変わり、その下に有効な時間と曜日が表示されます。
まとめると、「毎日19:00-21:00の間に寝室の温度が15度を下回っていた時に」と言う発動条件が設定できた状態になります。問題なければ「保存」を押してトリガーの設定は完了となります。

続いて実際の家電操作の設定に移ります。今回はエアコンの暖房をつけて部屋を温める様に機器操作を設定します。「+家電操作の追加」を押しましょう。

するとNature Remoに登録されているすべての機器が表示されます。今回は寝室のエアコンを操作するため「寝室エアコン」を使用します。

「寝室エアコン」を選択すると操作画面が表示されます。「設定温度」、「ONするのかOFFするのか」、「暖房なのか冷房なのか除湿なのか」、と言った設定を行います。今回は「暖房を24度設定でONする」と言う設定を実施しています。設定したら「保存」を押します。

これで一連のオートメーションの設定を行なった状態になります。まとめると「毎日19:00-21:00の間に寝室の温度が15度を下回っていた時に、寝室のエアコンを暖房モードで設定温度24度にして起動させる」と言う自動化設定となります。問題なければ「保存」を押します。

これで「オートメーション」のメニューに新たに「寝室保温」と言う設定が追加されました。

[注意事項]自動化設定追加時に必ずやっておくべきことや注意点
上記設定で自動にエアコンをONする設定の作成が出来ました。ただ、自動化で機器をONさせる場合に3つ注意点があります。
注意点1: 自動でONさせる場合はOFFさせる設定も準備しておこう
これは必ず意識しておいてください。常に自宅にいる場合は問題ないかもしれないですが、旅行などで長期に不在になる際に自動設定が動くと、延々に起動しっぱなしの状態になってしまいます。必ず日々自動でOFFされる設定をセットで行いましょう。
我が家の場合、消灯時間を設けていて、Google Home/Nestからのアナウンスとともにあらゆる機器を自動OFFさせています。その設定はまた別の記事で紹介します。
注意点2: 長期旅行する際にオートメーションをOFFにしておこう
長期に不在にする場合はオートメーションは不要になると思います。動作されると問題があるようなオートメーションは設定でOFFしておきましょう。「オートメーション」のメニューを開いて項目の右にあるボタンをOFFにスライドするだけなので簡単です。


注意点3: リスクのある自動化設定は行わない
Nature Remoで操作できる機器では起きえないことかもしれないですが、自動化を行う上で重要な内容なのであえて言及します。
自動化設定は人が見ていないところで動作を開始します。
したがって火を扱う様な機器や発火するほど高熱になる様な商品の設定は絶対に行わない様にしましょう。
万が一にも発火した場合、その場に人はいません。
取り返しがつかなくなるので絶対にやめましょう。
また家のロックの解錠施錠に関する設定も自動化を避けた方が無難です。
鍵が自動で開いたりしまったりするのは便利ですが、誤動作した場合に空き巣に入られるリスクや締め出しを食らうリスクが発生します。
まとめ
今回はNature Remoを使ってエアコンの暖房を自動制御する方法を紹介しました。
応用することで、暖房を消したり、冷房を操作したりできるので、色々と試してみてください。
自動化することでどんどん生活が快適になります。エアコンだけでなく、赤外線のリモコン操作できる機器なNature Remoで何でも自動化できます。
今後もいろいろな自動化アイデアを紹介していくので参考にしてみてください。
ついでに、トヨトミの対流式の石油ストーブもおすすめなので合わせておすすめしておきます。